F先からの手紙

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2012年10月17日
 オウム事件とは何だったのか
 皆さんが生まれた頃に、それは起きた。1995年3月20日地下鉄サリン事件だ。もちろんリアルに想い出せる人はいないだろうが、大きな事件で連日のマスコミは報道に追われた。最近、高橋克也逃亡犯が逮捕されて関係した人物がすべて捕まった。ピースはすべてそろった。でも、バンザイ解決だ・・・・とはならない。主犯の麻原彰晃の大きなピースがはまらないからだ。
 麻原と私は同年代。おなじ時代の空気を吸っている。多くの優秀(?)な若者が、彼を信じ、彼についていき、最終的には国家の転覆まで企てた。それが国家の中枢をねらって地下鉄にサリン(毒物)をまく事件である。君たちが想像するのは難しいこととは思うが、私の話を聞いて欲しい。

 時代は世紀末。ノストラダムスの大予言(20世紀で世界は終わる)の影響もあり、人々の心には、不安の渦が占めていた。その不安をついたのが、オウム心理教の麻原だ。ヨガの修行や空中浮遊。人々を救うと称してポアという名の無差別テロを引き起こしたのだ。多くの若者がオウムに集結し、麻原のマインドコントロールの下に、事件に参画した。君たちから見たらバカげた事だと思うだろうが、事実なのだ。だから、ここから目をそむけてはいけない。
 オウム事件以降もスピリチュアルに傾く、若者は多いのが、その証拠だ。
 人々に不安がある限り、つけこむものは後を絶たない。

 では、対策はないのか。ある。人に頼らずに自分の頭で考え抜くことだ。何が正しい道かな自分で考えるしかない。人のせいにしていてはだめだ。自分の考えを客観的に判断できなければ、つけこまれるでけだ。
 でも、安心していい。君たちは丹誠塾に来ている。丹誠塾は自分の頭で考えることを目的としているのだから・・・・。