F先からの手紙

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              根津美術館
2013年2月6日
 雪持松(ゆきもちまつ)
 
 待ち姿の風格

 おめでたい木といえば、百木(ひゃくもく)の長(ちょう)、松です。
 神の宿る木と言われ、長寿を祝う縁起のいい木とされてきました。
 着物などの文様に、雪持松というのがあります。松に雪が降り積もっている風景を、図案化したものです。
 常緑の松に真っ白な雪。本当に美しい取り合わせですね。

 松の語源は神様がおりてくるのを待つ。神を祭るという意味につながっているといいます。
 待つことには、心配やつらさが伴います。それなのに、寒い冬でも、雪が降っても、いつまでも変わらない、堂々とした姿で、待っている松。
 
 そんな松の姿を人々は感動をもって見続けてきたのでしょうね。